ホームパーティ

彼と東京で暮らした2年間。

たくさんの人が集まる場所にしたいね。

そんな未来を描いて、そして出会った家。


そこで、ずっと夢だったホームパーティを開きました。


【一緒にごはんを食べて、笑って、語らう】


私たちがしてきたのは、ほんとにそれだけだったと思う。


特に何の理由もなく、今日一緒にご飯食べようよ~って集まる。


私は、いつものごはんをちょっと多めに準備して待ってる。

一品持ち寄ってもらえば、それだけでテーブルは勝手に華やかになるから。

パーティっぽい感じは、みんなの持ち寄りに頼ってました(笑)


ピンポーンとチャイムが鳴る。

ドアを開ける瞬間の嬉しさは、今でも嘘みたいに鮮明に思い出せる。


「いらっしゃい!」が、いつからだろう、「おかえりなさい」になってた。


美味しく飲んで、美味しく食べて、時間を忘れて、たまに終電を忘れそうになって(笑)


なんか楽しかったなぁって、それだけ。


「そういう、”ただ集まる場所”に、みんなもう一度行きたいのかもね」

そう、言ってくれた人がいた。


あの場所は、来てくれたみんなが作り上げてくれた場所。

お開き後の、家に残る楽しさの余韻が、何よりも好きだった。


そういえばいつからか、駅までお見送りするのが恒例になった。

徒歩20分の道のりをみんなと歩くのが、またいいんだ。

駅から遠くてよかったなぁ(笑)


今はもうないけれど、これからもずっとずっと私の原点であり続ける場所。


「なんでもない日にいらっしゃい」というタイトルに、またそんな場を作りたいという想いを込めて。




なんでもない日にいらっしゃい

好きなこと、大切なことの記録

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