雪解け
10月に東北へ引っ越して、あっという間に秋が終わり、すぐに長い長い冬が始まりました。
私の生まれ育った関東の冬は、乾燥と青空の季節。
東北の冬は、雪と雲の季節。
雪は覚悟していたけれど、それ以上に太陽が全然出てこないことが意外ときつかった。
ごくごくたまーに出てきても、一日に数十分でさようなら・・・。
ヨーロッパの人が太陽を求めてバカンスする気持ちが、今ならわかる!!
もうほんと、太陽が出てくると「太陽でた~!!」って叫びたくなるくらい嬉しい(笑)
洗濯物も室内干しオンリー。
ストーブの前で乾かすから、湿気になっていいんだけどね。
あと、雪国は湿気があるからインフルエンザがはやらないって言われているみたいだけど、室内は乾燥しているので関係ないです。ざんねん。
寒さも覚悟していたけれどさすがに日中−8℃くらいだと、寒いを通り越して、痛いということを実感(笑)
「今日は最高気温2℃もあるって!!あったかいね~」という会話も成り立つ。
(近くの神社の雪景色。音のない世界)
あと、雪国の人にとって、雪はロマンチックでもなんでもないです。
ロマンチックなんていってらんない。むしろ戦い!!冬将軍!!
でも、雪解け水が豊かな自然と農作物を育ててくれているのも事実。
両側面なんですね。食べ物はやっぱり美味しいです。
と言いつつも、3月になってからは雪がどんどん解けています。
太陽も青空も戻って来ました。
雪解けのぽたぽたという音が、ゆっくりと春を呼んでくれているようで、意味もなくウキウキしちゃいます。
そしてこちらの春は、梅も桃も桜も、同時に咲き誇るそうです。
桜の見ごろは、例年は4月下旬からGW。
温暖化の影響か、だんだんと早くなってきているそうですが。
長い冬を耐えたからこその、春の喜び。
あと1か月ほどで、冬が終わります。
春よこい。早く来い。
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