0か100かじゃなくて

「今の働き方を変えたいんです」
と上司に伝えた。

会社が辛くて、もう何が辛いのかもわからなくなっていて、朝は祈るような気持ちで出勤して、ちょっともう限界に近づいてた。

自分が強くなれば乗り越えられる
大丈夫、気にしない自分になるんだ!

と、頑張ってた数ヶ月。

…結果、無理だった。笑

続けるのも辞めるのも、自分で選んでいいよって、いつも言ってくれていたパートナー。いつも私の選択を応援してくれて、とても嬉しい。

だけどもう、自分で選択できる状態じゃなかった。"変化"そのものを、怖がってしまっていたから。
進むことも戻ることも、ほんの少しでも自分が動いて、周りが波立つことが、全て恐怖だった。

私には、最後の駆け込み寺みたいな、そういう状況もまるっと受け取ってアドバイスをくれる人がいて、その人に話しながら、気付いたら、もう…ムリです…っ!!とボロボロ泣いてた。

ここで感情が爆発して、0か100か、つまり辞めるか続けるかしか選べなくなるのが、今までの私のパターン。

「まず、自分がどれだけ頑張ってきたかを自分が認めてあげて。それから、自分を幸せにする選択を考えてみて」

遠い北国にお嫁にきて、知り合いゼロからスタートして、今は友達もできて、たくさんの人が遊びに来てくれて、仕事も家事も頑張ってる。

そういう今までを、ほぼ全く認めてなかった私。苦笑

頑張ってるじゃん、自分!って言ってあげるのって、ほんと大切だった。

0か100かじゃない選択。
自分では考えられなくて、パートナーに聞いてもらった。今の心の状態では、選択をすることもできないって伝えた。

私たちは、相手の選択をいつも尊重してきた。(と私は思ってる笑)
でもそれは、ちょっぴり無責任で、ちょっぴり寂しかった。本当は、あーだこーだ言い合いながら、一緒に考えてほしかったんだ。
もちろん、最後の選択と責任は、自分自身にあるという前提で。

初めて、それができた気がした。

今日、上司にも伝えた。

今の環境は辛すぎること
でも会社の力にはなりたい気持ちがあること
経理という仕事は好きだということ

今までと同じなら、辛い、限界、辞めるという展開だったはず。変化は0か100だと思ってたから。

今回は、0と100の間にある、"それ以外"を探すことが、できたんじゃないかなって思う。

一歩、成長できたかな。



なんでもない日にいらっしゃい

好きなこと、大切なことの記録

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