目印のように確かな想い
あの人は今、どうしてるかな
なんの脈絡もなく、そう思うことがある。
それは
遠く海の向こうにいる親友だったり
父親のように見守ってくれている元上司だったり
叔父さんのように優しくて頼もしい先輩だったり
娘のようだと言ってくれた憧れの女性だったり
今どうしてるかなって思い浮かべると
ふわっと幸せな気持ちになってしまう人たち。
自分を好きになれなかったときも、自分を好きでいてくれた人たち。
切れそうな何かを、繋ぎ止めていてくれた人たち。
自分の幸せを、自分以上に願ってくれる人たち。
そういう人に私もなりたいんだと、思い出させてくれる人たち。
どこを目指せばいいのかわからなくて、決められなくて、立ち止まってからもうだいぶ経った。
どこにいても、何をしてても、してなくても、あの人たちが笑ってくれる自分でいたいなって思う。
それだけは、目印のように確かにある。
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