弘前ねぷたを全部観てきた
青森の祭りといえば青森市のねぶたが有名ですが、桜で有名な弘前にも"ねぷた祭り"があります。
毎年80近い団体が100以上のねぷたを運行する、長ーーーい行列です。全部観るには2日間必要です。
弘前ねぷたのメインは扇型。
表絵と見送り絵(裏)があり、アピールポイントではクルクル回して両側を見せてくれます。
表絵は勇ましく!
見送り絵は美しく✨
(妖怪や打首などの怖い絵もあります)
"夏を見送る"という意味があり、ねぷたが終わると夏も終わるよということらしい。短いよ、夏。泣
弘前ではほとんどのねぷたが地区・愛好会・学校単位で作られていて、企業ねぷたは数える程しかないのも、青森ねぶたとの大きな違いです。
夏が近づくと街中にねぷた小屋が立ち、夜な夜な地元の人たちがねぷた作成に勤しんでます。
写真は昨年のものですが制作風景。紙貼りが終わって、絵師の方が筆入れをしているところです。あっという間に命が宿っていく様子は、ほんとに感動します。
掛け声はヤーヤドー。観客を巻き込んで盛り上がるというより、ねぷたを回したりアピールしたときにわっ!と拍手する感じです。
数は少ないですが、組みねぷた(立体型)もあります。
狭い道路を運行するため、ねぶたに比べると全体的に小さめですが、その分とても近くで見ることができます。
信号を避けるためにグーンと縮んだり、扇型の上をパカっと折り返したりと、弘前ならではの見どころも。
言葉で説明するのが難しいので、ぜひ一度観に来てもらえれば。笑
フェスのように熱く盛り上がる、参加型の青森ねぶた。
絵の美しさや狭い道を通り抜ける技で、味わい深い弘前ねぷた。
今年は両方を観ることができ、それぞれの違いと良さを感じてきました。
夏に青森を訪れることがあれば、ぜひ祭り巡りをしてほしいです!
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